2014年 12月 16日
2014 ドイツ・UK旅 5/31
5/31(土)
今日はスコットランドへ出発する日。
だけども、ローゼズゆかりの地巡りが一つ残っているのでそこからスタート。
同室の子らを起こさぬよう、外に出て最後の荷造りをしてから宿を出た。
⑪Victoria Warehouse Manchester
ここは正確に言うとゆかりの地ってわけではないのだけど・・・ ^ ^;
マンチェスターの宿を探している時に見つけたのがここで
元倉庫を、宿泊施設やイベントホールとして営業している場所。
結局満室で泊れなかったのだが、
映画「Made of Stone」のDVDのおまけ映像(ワールドプレミアの模様)を見ていた時に、
(か、プレミアの写真をネット上で見ている時)
フと気づいた。
この独特な建物、Victoria Warehouseじゃない??
ググッてみたら、ビンゴ!
泊れないのは残念だけど、建物自体も面白そうだから見にいこうと思ったのだ。
前置きが長くなりましたが。
早朝6時半過ぎには、最寄駅Pomona駅に到着。
この時間帯は人っ子一人歩いてやしない。
物凄く閑散としている・・・。
駅からすぐはしばらく細い道を行くのだが、車もあまり通らなそうで
夜はちょっと怖そうな雰囲気。
宿取れていたとしても、夜間一人歩きは避けたい感じがした。
この後はすぐにピカデリー駅に行くためザックを背負っているので
若干の上り坂がきつい。
少し大きい通りに出ると、デーンとウェアハウスが姿を現した!
時間的に近くまでは行けないので、ここから撮った。
どんな所か中も見たかったな。
マニも奥さんとレッドカーペット歩いてたよな~ ^ ^
駅に戻ったところで、すぐにピカデリー駅方面のトラムが来たので飛び乗った。
・・・無賃乗車で・・・。
ダメなこととわかってはいたものの、早朝だし見回りもいないかなと・・・。
ピカデリー駅までごく数分なはずだけど、
私服係員がいつ来るかドキドキしっぱなし、生きた心地がしなかった。
運よく目的地まで来れたけど、ほとほと懲りた。
もう二度とやりません!!
(今まではちゃんと切符払って乗ってましたよ~念のため)
駅構内で、ラップサンドなどを買ってからホームへ。
するとたくさんの人たちであふれかえっていた。
一本前のグラスゴー行きが30分も遅れてるよう。
私が乗る予定のエディンバラ行きも遅れ、
やって来るのは近郊行きの列車ばかり。
6時半からザックを背負いっぱなしで、もう肩が悲鳴をあげている・・・。
ホームが変更になる可能性もあるから、下に下ろしてゆっくりもできないし。
何本もの列車を見送った後、ようやくエディンバラ行きが来た。
これで空席なかったら泣く~と焦ったが、なんとか着席できた。
あまりに疲れて10分ほど放心状態 ^ ^;
そこへワゴンが来たので温かい紅茶を買って飲んでようやく落ち着いた。
お腹もペコペコだったから、ラップサンドもすぐに完食。
昨日Robinsonsで買ったジンジャーブレッドも素朴な味。
カーライル過ぎたあたりから、大好きなスコットランドの風景が広がってきた。
いいなぁ~とホレボレ。
さて、そろそろエディンバラが近づいてきた。
エディンバラ・ウェーバリー駅での乗り換え時間は30分。
この列車の遅れも30分。
次のパース行きの列車に果たして乗れるか不安になってきた。
が、時刻表の時刻ををじーっと見ていたら
一つ手前のヘイマーケット駅にいれば
ウェーバリー駅から来たパース行きのに乗れることに気づいた。
わざわざ終点まで行かずとも、手前で待ち伏せしていればいいような。
幸いすぐ隣のホームに列車が来たため
出発まで1分しかなかったけど無事に乗り込めた。
10年前は、ふもとから見上げたフォースブリッジをガタゴトと渡り、
海沿いをひた走る綺麗な路線だった。
車掌さんにパスを見せると「Ta !」と言っていたのが印象的。
2度目の乗り換え駅・パースも古い駅舎。
今度は早めに列車が来ていてホッ。
ピトロッホリでは、前に登ったベンブラッキーが見えて感動。
んが、睡魔がおそってきて眠い眠い。。
景色は見たいんだけど・・・zzz
ハッと目覚めた時、運よくカーブリッジら辺を通過し
可愛いポニーたちの姿が確認できた。
ここも以前泊った町なので、とても懐かしく感じた。
キカラシ?か何かの黄色い花が咲き乱れるスコットランドの大地を
ながめていると間もなくインヴァネス到着。
マンチェスターから5時間。長かった・・・。
本当は、次の目的地であるプロックトンまで行きたかったけど
まだ2時間以上かかるので、インヴァネスに泊ることにしていた。
一回泊ったことがあるから、できれば別の街が良かったのだが
ちょうどいい場所が見つからず。
いわば仕方なく再び訪れたわけだが
駅から出て、かもめが上空を飛び交うこの街を歩き出すと、
なんだか居心地のよさみたいなものを感じた。
マンチェスターも大好きだけど、やっぱり少しおっかない所だから
この街のような、ほどほど都会ほどほど田舎な場所に来ると
安心するのかもしれない。
それにインヴァネスはとってもいい天気で、
青空がまぶしいのも嬉しかった!
イギリス来てから初めての快晴かもしれない。
意外と汗をかかなかったのは、スコットランドの気候のせいか。
前回の宿と、目と鼻の先にある今日の宿・Mardon Guest House。
ブザーを鳴らしても出てこず焦ったが、
天気良くて寝てた~みたいなことを言いながら宿主が顔を出した ^ ^;
ベルセバのスチュアートマードックみたいな顔立ちの人。
宿に入るやいなや、
今日はどこから来たの?明日はどこ泊るの?スコットランドは初めて?
と質問攻め。
それからインヴァネスの地図を指差しながら街の説明を始める彼。
あの~荷物とりあえず部屋に置きたいんですけど・・・ - -;
上に上がっても、鍵のかけ方・シャワーの使い方をご丁寧に説明してくれる。
鍵はちょっとコツがいるので、結果的にはありがたかったけども ^ ^
かなり狭い部屋だったけど、ベッドの上にはテディベアがいて可愛らしい。
出窓からはスコットランドの青い青い空。
お天気いいうちに外に出よう!
前回はそれほど歩かなかったネス川を、今回はネスアイランドという中洲まで
行ってみることにした。
野っ原ではFun Fair開催中。
キラキラ派手な乗り物が、被写体として面白そうで心惹かれたけど
入場待ちの列できてるし、東洋人一人紛れる勇気は出ず。
ネス川の独特な色はたしか、ピートのせいとかだっただろうか。
悠々とした流れが綺麗な川だけど
中州自体は、特筆すべきところなし。
対岸に渡り、シティセンターへ。
土曜の18時過ぎとあって、パブ前には人があふれている。
酔ってるのかシラフでそれなのかわからんテンションの若者たちが
すれ違いざまに、何か声をかけてきて怖い。
スーパーのテスコで夜ごはん調達。
パスタだけのつもりが、ホットデリコーナーを発見し
(イギリスも日本のコンビニみたいなことやり始めたな~温かいものをすぐ食べられて便利!)
と感心し、ミートパイもカゴへ。
宿に戻り、いただきます。
まずは温かいうちにパイを~。
が、このミートパイ、どこにミートが入っているの?って中を覗いたくらい
中が空洞であった・・・。
パイ生地もカチカチで油っぽいだけ。
これはアカン!
イギリスの食事、それほど悪くないって思ってたし
スーパーの食べ物も問題なかった私だけど、これだけは食べきれず捨てた・・・。
パスタは美味しかったのが救い。
食後はベッドの上で足を投げ出して、テレビを見ていたのだが
ミセスダウトみたいなドラマが面白かった。
ミセスブラウンとかいうやつ。
何言ってるかはサッパリだけど、動き見てるだけでも笑えた ^ ^
アバ特集みたいな懐メロ音楽番組もなかなか。
狭い部屋だけど、
荷物をタンスに入れて、洗濯物干したり、
目覚まし時計を枕元に置いたりして、
こうやってテレビを眺めていると
にわかにだけど、ここに暮らしているような気分になれた。
明日はアザラシを見にプロックトンへ移動するが、
列車の時間が遅いので、出発ものんびり。
たくさん寝て疲れを癒すこととする。
by greatglory728
| 2014-12-16 17:00
| 旅 2014 Germany,UK