2014年 11月 17日
2014ドイツ・UK旅 5/23 その2

5/23(金)
14時になったので、チェックインしに宿へ向かったが15時からと言われ
再び外へ。
歩いていける距離のベルリンの壁記録センターへ向かう。
何気なく踏んだ地面に、レンガが埋め込まれておりハッとなる。
ここが東西を分けていた壁があった場所なのだ。
今は簡単にレンガの向こうを行ったり来たりできるけど・・・と不思議な気持ちになる。
壁そのものも少しだけ残してあり、自由に見学できた。


記念館ではビデオを鑑賞。
壁から向こう側へ飛び降りようとする人、有刺鉄線に引っかかり怪我をする人などが
どんどんスクリーンに映し出される。
前の席に座っていた少女は、途中からママの膝に横になってしまった。
子供の目で見ても辛いものがあるのだろう。
私自身は、
ベルリンの壁に沢山の人々が乗って、嬉々としてハンマーを振り落として壁を割る画像を
当時のニュースで見たことをウッスラ覚えている。
子供だったから歴史やら何やらはわからなかったけど、
その画像だけはとても印象に残っていた。
当時のことを思うとずいぶん前の出来事に思うけど、
実際にベルリンの街を歩いていると、たった20数年前にことなんだよなぁと感じた。
それほど時が経っていない様な。
20数年前は、ここにでっかい壁が立ちはだかり東西を分けていたということ。
想像付くようなつかないような変な感覚がした。
ちなみに、記念館の上に登り、壁の跡の全景を見下ろせると
ガイドブックに載っていたのだけど上への行き方がよくわからず行けずじまい。
15時も過ぎたので、再び宿へ戻りチェックイン。
一番乗りで誰もいない部屋は、2段ベッドが3つの6人部屋。
とても清潔で壁のペイントも可愛らしい!
ベッドの下には大きな荷物入れがあるし、都心にあるわりには広々している。




荷物の整理をしてから、また街へ出る。
喉が渇いたので、Milch Halleというカフェでお茶。
黒板にアイスカフェラテの絵が描かれていたので即決!
お天気は曇ってきたけど、なかなか蒸し暑いベルリン。
そして工事をしている所がけっこうあるからか少し埃っぽいので
冷たい飲み物が飲みたかったのだ。
美人な店員が作ってくれたカフェラテはとても美味しかった。
店を外で撮ったら、テラスに座っていたカップルが笑顔で手を振っていた^ ^
そんなのも含めて、いい店だった。

小雨も降ってきたなか、今度はハッケシャーホーフへ。
このホーフも、迷路みたいな造りで雰囲気もあって面白い。
ベルリンの信号機に描かれているアンペルマンのお店は
まるで信号があるようにサインがあって面白い。





ここから歩いてアレキサンダープラッツまで行こうとしたが、
雨が強いのでSバーンに乗るためハッケシャーマルクト駅へ。
趣ある造りでなかなか良い。

アレキサンダープラッツへ降り立つと、またミッテ地区とガラリと雰囲気が変わった。
だだっ広くてちょっと怖い。
雨の中見上げるテレビ塔は少し幻想的で。
周辺の建物の感じも、東ドイツ臭(?)がする^ ^




東ドイツの暮らしを再現したDDRミュージアムは、当時の様子を知るにはうってつけの場所。
レトロなリビングやキッチン、小さなトラバント、生活用品がいろいろ展示されている。
このミュージアム、ドイツ人にとっては面白いと感じる人もいれば、
東西が分断されていた時代を思い出すから嫌だと真っ二つに意見が別れるとか。
私自身は、こういう古ぼけた懐かしい雰囲気は好きで興味深いけど
当時の暮らしを体験していたらどう思うかな・・・。






入場料6ユーロなので規模も小さく、あっという間に出口へ。
カフェも併設されており、お腹は空いてなかったけどせっかくだからVita Colaを注文。
西側のコカコーラに対抗して、東側が作った飲み物。
コーラは嫌いだから普段飲まないけど、これはわりと飲みやすかったかも。
酸味と甘みが程よくて、コーラを薄くしたような具合。

20時半頃部屋に戻ると、日本人がいた!
年も同じで、仕事を辞めて旅に出たという状況も似ている彼女。
しばしお互いの旅についてお喋り。
あ~やっぱり日本語は楽・・・。
しばらくするとブラジル人の女性も帰ってきた。
ミッテ地区にあるホステルだけあって、窓を開けて外を覗くと周辺は
ドンチャンドンチャンと実に賑やか。
まぁフライデーナイトですしね。みんな飲みまくってるんでしょう。
暑いから窓を開けて寝たが、
喧騒が高層のここまで伝わってくる^ ^;
ブラジリアンも「うるさいわね~」。
結局、冷房を利用して就寝。
明日も、ベルリンの街をぶらぶら散策しよう。
夜はベルリン名物のカリーヴルストを食す予定。