2014年 12月 11日
2014 ドイツ・UK旅 5/30 その1
5/30(金)
*注:今日はけっこうマニアックなとこを歩いてます*
朝からギッシリつまったローゼズゆかりの地巡りを実施するために
7時過ぎにはホステルを出発。
天気は今日もイマイチだけど、雲の間から少しだけ青空が顔を覗かせていた。
10年前に、どこだか見つけられなかったボードウォークや
絵葉書で気になっていた白い橋などを今回は探し出せた。
そしてここからゆかりの地巡りスタート!
①oasis・ノエルがローゼズのライヴを初めて見たInternational 1跡地
マンチェスターの中心部・ピカデリーガーデンズからバスに乗っていくのだが
平日朝7時半過ぎ、ということでバスもラッシュなのか
なかなかお目当てのがやってこない。
インド系のサラリーマンもずっと待っており、目が合った際に
「130番のバス?」と聞いてきた。イエッス!
ぼ~っとマンチェの通勤客を眺めて待っていたら、
車道に出てバスを待っていたサラリーマンが、小走りでこちらに戻って来て
ヘイ!と指をパチンとならした。
彼の後についていったら、手前のバスの裏側に130番バスが来ていた!
いつの間に来てたの? ・・・サラリーマンのおかげで無事乗車できた。
教えてくれなかったら100%見逃していただろう。
やっぱり親切なマンキュニアン。。(住民かどうかは不明だけど)
約10分南下した所で下車。
あたりはマンチェスターのごくごく普通(でもちょっと小汚い)の住宅地。
くだんのサラリーマンは、なぜこんなとこで降りるの?って顔をしていた ^ ^;
今はスーパーになっているが、ここでローゼズは何度もライヴをしたのだ。
日本だったら音楽を聞きながら歩きたいところだが、
ここはそう治安もよろしくないマンチェスター。
イヤホンはガマンして、小声で歌うにとどめた(十分怪しい)。
若き日のノエルやリアムも、この辺りを闊歩して
ワクワクしながらローゼズのライヴを見たんだなと思うと感慨深い。
②International 2跡地(?)
1から歩いてそう遠くはない所にある2。
(住所がこの辺ってだけで、確証はありません)
おそらく当時の建物自体が残っている1とは違って、
こちらは完全に取り壊されて普通のお宅が並ぶ。
だからいっそうカメラを向けることがはばかられるんだなぁ・・・。
もし住民が出てきて怪しまれたら、きちんと説明できるようブツブツ英文を考えた ^ ^;
後から思い出したのだけど、このInternational2、
26年前の5/30、つまり今日にチャリティーライヴをやっていたのだった。
(フライヤーを検索できるManchester District Music Archiveより拝借)
わずか4£で見れたとは!
この静かな住宅地にいても、当時の熱気はまるで想像つかなかったが
目を閉じてみると、ちょっとだけ情景が浮かぶようだった。
帰りはテクテク歩いて戻る。
マンチェスター大学があるせいか、歩いている人も若者が多い。
③Eighth day cafe
元メンバー・アンディの契約を整理するためミーティングを行った場所。
正直彼のことは映画「Made of Stone」を見るまで知らなかった。。
が、ここはロンリープラネットに昔から掲載されており
ひそかに気になっていたベジタリアンカフェなので来てみた。
ここでサラダバーとスムージーで朝食をとる。
野菜モリモリ食べられたし、スムージーも粒々が利いていて美味しかった。
店内で流れている音楽もセンスいい。
④Altrincham
イアンとジョンが通ったグラマースクールがある街。
カフェを出た後、トラムに乗車。
平日の10時過ぎという微妙な時間帯だが、そこそこ混んでる車内。
駅前には小規模ながらショッピングセンターもあるし、
お屋敷っぽい家もあったりして、想像していたよりいい街。
グラマースクール
多感な時期を過ごしたであろう学校。
2人のにぎやかな笑い声が聞こえてきそうな気がした ^ ^
学生の姿は見えなかった。
お昼はセンターに戻ってからにしようと思ったが、駅近くで適当なカフェを発見。
イギリスでよくあるsoup of the day、今日はトマトとバジルだった。
ドロリと濃厚で美味しく、あたたまった~。
Y McGregor
Altrinchamの家並み
⑤Timperley
イアンとジョンが住んでいた街。
Altrinchamからトラムに乗ってすぐ着いた。
トラムのプラットホームから地上に上がってすぐのところにあった売店に
「E-cigar & Liquid」という看板があり、目に飛び込んできた。
Eというとエ〇スタシー?!
そんなヤ〇入りタバコが堂々と売られてるの?
イギリスのバンドの音楽や、
労働者階級の人々が主人公の映画を昔から好んできたので
Eといえばそういう発想になってしまう。
さすがはTimperley、なかなか物騒でないか・・・。
店の入り口でタバコをふかしている店主らしきおっさんも、
太い腕に刺青が当たり前のように入っているし。
怖いわ~・・・。
ちょっとドキドキしながら、駅からすぐの通り沿いにある彼らが住んでいた住宅地へ。
とても静かだけど、庭先で作業している主婦や
地べたに座って話している少女がいたりするので
彼女らから何か言われやしないか緊張した。
アジアな人なんて私以外いやしないもの。怪しいに違いない - -;
前述のMade of Stoneで、
少年の頃のジョンが自宅前でスクーターにまたがっている写真があったので
どのお宅かなんとなくわかるだろう、と思っていたのだが
そこはイギリスの住宅地。
隣の家と見分けがつかないくらい、似たような家がずらーっと続いていた。。
垣根の感じなどから判断してコレかな?というお宅もあったけど
はたしてそうだったのか不明。
まぁ何十年も前の話だし、だいぶ変わっていることだろう。
(でもイギリスだからたいして家並みは変わってないのかも)
でも、たしかにここでイアンとジョンは出会ったのだなぁと
何の変哲もないマンチェスター郊外の住宅地を歩きながら想った。
帰りのトラムを待つ間、E-cigarのことが気になってググッてみたら
なんてことはない電子タバコのことだった。。
エレクトロニックのEね ^ ^;
その2は、ベーシスト・マニが育った街Failsworthからスタートです。
by greatglory728
| 2014-12-11 17:00
| 旅 2014 Germany,UK